記事一覧

【創作日記】バリ島・旅日記-その4

朝の散歩に出かけていた私は、友人と約束していた時間から少し過ぎたころにホテルへ戻った。ホテルの庭園を通ったとき、屋外用ソファでくつろいでいた友人とばったり会った。「遅かったな。迷子になったのかと思ったよ」「ごめん。現地の人と話をしてたんで、遅れてしまった」「英語は大丈夫なの?」「いや、日本語で声を掛けられたんだけど、日本語を上手くしゃべる男だったよ」「ああ、ガイドだな。まぁ、信用のできる人もいるけ...

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【創作日記】バリ島・旅日記-その3

ヘルメットを外した男は、浅黒い顔立ちでドングリのような目をしていた。30代に思える男は、笑顔を向けて「おはようございます」と、流暢な日本語で語りかけてきた。愛想のいい男の歯並びはきれいで、健康そうな白い歯が印象に残るほどだった。私は、その男に親しみを持った。 突然のバリ人の出現に戸惑いながらも、私はその男に会釈した。「日本の方ですか。トウキョウですか?」「ええ、そうですけど」「ワタシ、ガイドの仕事し...

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【創作日記】バリ島・旅日記-その2

バリ島で初めての朝を迎えた私は、友人とホテルのレストランでバイキング料理を味わった。インドネシア料理を口にしたことがなかった私は、食事の面で少し心配だったが、ナシゴレン(焼き飯風)やミーゴレン(焼きそば風)チャプチャイ(八宝菜風)のような料理もあり、食べてみると口に合うことが分かった。バリ島料理・画像(豊富な料理)また、パンの種類も豊富で、どのパンを食べてみても不思議なほど美味しい。なぜ、これほどま...

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【創作日記】バリ島・旅日記

ある夏の日、仕事で知り合った友人に誘われて、バリ島に渡航することに決めた。ある程度長く生きていると、不慮の出来事に遭遇して精神が弱ることがある。当時、私は不慮の出来事に遭遇して神経が参っていた。だから愚痴のようなことを、久しぶりに会った友人に話してしまった。すると友人は「だったら、バリ島に行って気分転換でもしたらいいよ。環境が変われば、気分も変わるっていうだろ」と言った。国内旅行ならともかく、海外...

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【創作日記】美咲から相談を持ち掛けられた詩織は……。

詩織のもとに美咲からスマートフォンに連絡が入ったのは、金曜日の夜だった。美咲は大学で知り合った友人で、同じ仲良しグループに入っていて、卒業後も付き合っていた。「ねえ、明日の土曜日の夕方、時間空いてない?」「どうしたの、急に」「相談に乗ってほしいことがあるの」「相談って?」「彼のことだけど、詳しいことは会ってから話すから……」と美咲は言って、通話を切った。翌日の土曜日の夕方、駅前のスタバでお茶をすること...

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